自動車保険
自動車保険は予期せぬ自動車事故に備えるための保険です。自動車保険は損害保険の中で保険料ベースのシェアで約60%を占める最大規模の保険で、日常生活にもっとも密着した損害保険です。 自動車保険は法律により義務付けられている強制保険の自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)と、任意で契約する任意保険から構成される二重構造の保障システムとなっており、任意保険では自賠責保険でカバーしきれない部分が保障されます。
自賠責保険と任意保険
強制保険である自賠責保険は、自動車損害賠償保障法(自賠法)により自動車1台1台に対し加入が義務づけらていて、保障は他人を死傷させた場合のみに限定されます。任意保険は強制ではありませんが、自動車事故により他人を死傷させたり他人の車や家などを壊したりした場合の損害賠償や、自分自身の損害(怪我や車など)に対して保障されます。任意保険には大まかに分類すると、賠償を目的とした「対人賠償保険」・「対物賠償保険」、自らの損害を保障する「搭乗者傷害保険」・「自損事故保険」・「無保険者傷害保険」・「車両保険」があります。また、平成10年からは「人身傷害補償保険」も加わっています。
安心して運転するために、任意の自動車保険がありますが、大きくわけて4種類あります。自家用自動車総合保険では自家用車を対象にほぼすべての任意保険がセットになっています。自動車総合保険 では自家用・営業用を問わず、車両保険以外の任意保険がセットになっています。自動車保険では各種保障をある程度好きなように組み合わせることが可能です。ドライバー保険は車を持っていない人が他人の自家用車を運転するときの保険です。また、ファミリーバイク特約や弁護士費用特約などの様々な特約を付帯することが出来ます。
顧客獲得競争の激化もありますが、ニーズに応える形で、自動車保険は日々進化しています。 規制緩和が進み外資系保険会社の自動車保険業界への進出も盛んです。最近ではリスク細分型 自動車保険と呼ばれる、車種・ドライバーの年齢・事故暦・性別・運転暦・免許証の色・使用目的・走行 距離・安全装置・地域などなど、リスク要因を細かく分けた自動車保険も登場しています。従来の代理店を持たないネット専業の自動車保険会社も登場しています。消費者としては賢く自動車保険を選択していきたいものです。